猫を家族に迎えたいと考えた時、いくつかの方法があります。その1つとして保護団体から迎えるという方法がありますが、手順がわからない方もいるのではないでしょうか?この記事では、猫を保護団体からお迎えする際の手順について説明していきます。不安を解消して、選択肢を増やしましょう。
①保護団体を探す
まず、自分の地域にある保護団体を探しましょう。インターネットやSNSなどを利用して、近くの保護団体を調べることができます。最近では、保護団体がinstagram等のアカウントを持っていて、保護した猫の状況や保護活動について発信しているため、そういったものを参考にするのも良いでしょう。
また、動物病院や動物関連施設でも保護団体の情報を得ることができます。猫カフェを保護団体が運営している場合もあったり、譲渡会のチラシが張ってあったりと、アンテナを敏感にしておくと意外とたくさん見つかるので、探してみてください。
②保護団体に問い合わせる
気になる保護団体や猫ちゃんを見つけたら、保護団体に問い合わせをし、猫を迎えることができるかどうか確認しましょう。保護団体によっては、一定の条件を満たしていることが必要な場合があります。家族構成や住環境等すぐには変えられないことが条件となっている場合もあるため、次のステップに進んだ時に悲しい思いをしないように、この段階で自分が条件に当てはまっているのか確認しておくことをお勧めします。また、保護された猫の状態や性格なども確認しておくと良いでしょう。
③猫との面接(トライアル)を受ける
保護団体によっては、猫との面接を受ける必要があります。猫との相性や、飼い主としての責任を確認される場合があります。また、場合によっては家に保護団体の方が来て、住環境の確認をしたり、そのまま数日間猫と過ごしてみることもあります。面接を受ける際には、猫に触れたり声をかけたりすることができるよう、適切な服装を心がけましょう。
④手続き
保護団体によっては、猫を迎える際に手続きを行う必要があります。手続きには、譲渡契約書の記入や手数料の支払いが含まれる場合があります。また、猫の健康状態や性格に関する情報が含まれる場合もあります。お迎えする猫ちゃんにかかった医療費の負担や不妊・去勢手術をすることを義務付ける等の項目が含まれることが多いので、ご自分の思いと食い違いがないかどうかしっかりと確認しましょう。
⑤猫を迎える
手続きが完了したら、猫を迎えることができます。帰宅後は、猫に慣れてもらうために、静かな部屋で過ごすようにしましょう。猫がトイレや餌などを利用できるように、用意したものを設置しておくことが重要です。猫とのコミュニケーションを大切にし、慣れるまで時間をかけて接していきましょう。
終わりに
以上が猫を保護団体から迎える手順です。保護団体は猫の保護や里親募集を行っているため、不幸な猫ちゃんを増やしたくないという思いが強いです。そのため、飼い主の審査のような項目が多くなってしまう傾向にあります。ご自身の思いと合う保護団体が見つかると良いですね。その他のお迎えの仕方についても記事を書くので、ぜひ参考にしてみてください。
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