猫?犬?どちらと相性がいいか迷ったら

猫を飼うか、犬を飼うか。これから動物をお迎えしたいと考えている方は、悩まれることも多いのではないでしょうか?ここでは、人間と動物の性格や環境等の相性を軸に、判断材料を紹介します。

性格

現在、人と暮らしている猫(イエネコ)の祖先は、リビアヤマネコという砂漠に暮らす猫。野生の猫は単独行動が基本のため、現在の猫も単独行動を好む傾向にあると言われています。そのため、マイペースでツンデレ、気分屋といった性格であると言われることが多いです。

猫は人間がかまいたいタイミングで甘えてくれるとは限りません。来てほしくない時ほど甘えてくることもあります。そのため、人間は猫の行動に一喜一憂せず、適度な距離を保つことができる人のほうが相性がいいと考えられます。普段は素っ気ないのに、気分で甘えてくるツンデレ気質があるため、甘えられたときの嬉しさ・可愛さで猫の沼にはまっていく人も多いですね。また、しつけもしにくい傾向にあるので、猫が暮らしやすい環境を工夫することが大切です。

猫を飼うのに向いている人間の性格として重要なのは、【その子の性格を受け入れて人間側が調節できること】だと思います。これは、犬を飼うのに向いている人との一番の違いだと思うので、判断材料になりやすいのではないでしょうか。

環境

まずは、住居が猫可の物件か確認しましょう。ペット可、ペット相談可の物件でも、様々な条件がある場合もあります。例えば、小型犬のみOKや多頭飼育は不可など物件の管理人さんに確認をしないと、わからない部分も多いので、お部屋を探す際に忘れずに不動産屋さんや管理人さんに確認するようにしましょう。

バレないと思って不可の物件でそのまま飼う方もいらっしゃいますが、そういった環境では猫にとっての最高の環境を作ることができないので、猫ちゃんのためにやめておきましょう。

また、猫は上下運動(高所から低所、低所から高所)を好む動物で、室内飼いの猫は運動量が足りず、肥満になりやすいです。そのため、キャットタワー等を設置して、運動量を確保してあげる必要があります。お部屋にキャットタワー等を置くスペースがあるかどうかも大事なポイントになってきますね。

性格

もともと野生動物だった犬ですが、人が飼い、狩猟の手伝いをしてもらうことによって家畜化していったとされています。その歴史は古く、約1万5000年前からと言われています。そのため、人懐っこい・愛情表現が豊か・忠誠心が強いと言われることが多いです。

犬は人間に対してストレートな愛情表現をしてくれる傾向にあるので、帰宅時に出迎えてくれたりと分かりやすい可愛さがあります。そのため、犬に対して同じぐらいの愛情表現ができる人や激しい愛情表現を受け入れることができる人が向いていると思います。また、人間への忠誠心が強く、しつけも受け入れやすいので、自分に頼ってくれたり、懐いてくれる姿に可愛さを感じますね。そのかわり、きちんとしつけをしないと、わがままな性格に育ってしまったり、困った癖が出やすくなったりもしてしまうため、根気強く付き合う必要があります。

犬を飼うのに向いている人の性格のポイントは、【ストレートな愛情表現を返せる人、しつけができる人】かと思います。人間が動物に合わせるよりは、一緒に生活に順応していくイメージですね。

環境

猫と同じで、まずは住居の条件の確認です。同じ犬可物件でも、大型犬は不可等の条件があることもあるので、注意が必要です。

犬は散歩が必要な動物です。猫と違い、室内のみの運動量で足りる子は少ないので、毎日その子に合わせた散歩時間を確保できる環境にいることが大切です。また、トイレトレーニングや噛み癖をなおす等のしつけが必要なことが多いので、お家で失敗しても許せる家具の選定や掃除のしやすさを考えることも大切です。

猫よりも、犬種ごとの体の大きさや特性の幅が広いという特徴もあるため、お迎えするわんちゃんのことを理解して、環境を調整していく必要性は大きいですね。

人間

性格

性格は様々です。人種によっての性格の違いは、あまりないことが多いです。主に育った・暮らしている環境に左右されることが多いので、一緒に暮らそうと考えている動物の皆さんはその子の特徴をよく観察して捉えることが重要です。

猫を飼う人間は、【猫の下僕】として暮らすことを喜んでいる傾向があるため、存分に振り回しましょう。ただ、人間は環境によっては心が弱ってしまっている場合もあるので、そういった変化に気づいたときは、寄り添ってあげると人間の心のケアにつながります。

犬を飼う人間は、スキンシップをとりたがることが多い傾向にあります。愛情を素直に表現すると、とても喜ぶので、全力で愛してあげましょう。一緒にいることで心が癒される場合があるので、近くにいてあげる、気分転換に散歩に付き合ってあげる等をすることで、心のケアになると思います。

環境

様々です。大人が1人で暮らしていることもあれば、赤ちゃんや子供がいることもあります。動物の皆さんもそういったことはあると思いますが、人間は家族構成や仕事の影響を受けやすい生き物です。部屋の広さや家にいる時間の長さもかなり環境によって変わってくるので、自分に合った家かを見極めるようにしましょう。赤ちゃんや子供に優しくすると、良いパートナーとして育っていく傾向にあるので、接し方を工夫してみるといいですね。

まとめ

人間も動物もみんなが幸せに暮らせるように、自分の性格や環境と相性のいい子が見つかるといいですね。ここに書いた性格や合う環境は、一般的によく言われることなので、その子によってもちろん違いは大きいです。それを理解して大切な家族を探していきましょう!

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