新人看護師:就職までにやっておくといいこと

国家試験お疲れさまでした!実習や試験勉強を乗り越え、新しいスタートですね。一息つけている方も、これからの生活に不安を抱いている方もいるかと思います。この記事では、今後のみなさんの不安を少しでも解消できるよう、就職までにやっておくといいことをお伝えしようと思います!

休む・疲労回復

 まず一つ目は休む・疲労回復です。国家試験も終了し、安心感からたくさん遊びたくなりますが、遊びにも体力を使うため、知らず知らずのうちに疲労が蓄積していってしまいます。実際に働き始めると、慣れない環境で、学生の時よりも重い責任を感じながら仕事を覚えていくことになります。また、特に最初の1年は、たくさんの研修やレポート・課題提出もあります。疲労が残っていると、これらを乗り越えるのは本当につらくなります。

看護師1年目を元気に始めるために、これまでの疲労は就職までにとっておくことがおすすめです!

バイタルサインの見直し

 国家試験対策で散々やったよ!と思われた方も多いと思います。しかし、どんなに緊張していてもすぐに答えられるくらい、しっかりと覚えていますか?不安に思う方もいるのではないでしょうか。疾患や手技の勉強をたくさんしないといけないと焦ることもあると思いますが、まずは、患者さんの状態を把握できるよう、バイタルサインをしっかりと覚えておくと役立ちます。

基準値だけでなく、値の変動に影響を与えることや基準値を逸脱していた際に確認したほうが良い症状、対処法を復習しておくと良いです。これらをぱっと思い出せるようにしておくと、アセスメントをする際の判断材料が増えるため、先輩への応答もスムーズになるかと思います。

 疾患の勉強は徐々にやっていったり、病棟によっては課題を出されることもあるので、その際にしっかりやってくのでも遅くないです。手技は、清拭一つとっても、病院によって必要物品や手順は異なってくるため、大まかに必要な物がわかっていれば、あとは教えて頂けると思います。ただ、実習先の病院に就職する場合は、「実習でやったから分かるでしょ」と言われてしまうケースもあるようなので、ご注意ください。

生活リズムを整える

 看護師はシフト勤務のため、一般的な生活リズムでは毎日生活できません。しかし、新人看護師は病院によりますが、半年程度は夜勤をせず、日勤のみのことが多いです。まずはこの半年を健康に過ごすことが大切です。夜勤が始まった際も、日勤の生活リズムがきちんと整っていると、体の順応は早いと思います。早寝早起きが体に合わない方もいるので、ご自身のリズムを見つけていけば良いですが、出勤時間を始業時間から逆算しておき、間に合うように休みの間も生活してみるといいですね。

遊ぶ

 最初の休む・疲労回復の段落と矛盾を感じるかもしれませんが、適度な遊びは大事です。働き始めると、連休をとることができないことも増えてきます。また、友達と休みが合わないことも多いです。そのため、旅行等の遊びは、思う存分楽しんでおくことをおすすめします。

たくさん遊んで、ご自身のストレス発散に繋がるものを見つけておけると、看護師を続けていく中ですごく助かります。

最後に

 適度に勉強し、遊び、休み、生活を整える!当たり前のようで、なかなかできないことも多いですが、皆さんが元気に、看護師生活をスタートできるように応援しています!ふぁいと!

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